公嘱協会とは

公嘱登記手続きを受託処理できる唯一の公益法人です

公共嘱託登記手続きを、公益法人組織として受託処理できるのは、公嘱協会以外にはありません。
協会の設立についての背景と趣旨を十分ご理解いただき、積極的にご活用下さるようお願いいたします。

土地家屋調査士の専門家集団です

業務は、専門家である土地家屋調査士がその能力を結集し、組織的に一貫して処理しますので、公共事業がより一層円滑に推進され、
事業の速やかな安定がもたらされるものと確信いたしております。

公嘱登記手続を適正かつ迅速に処理します

公嘱協会は、官公署等が公共事業に関して行う公共用地の取得等に伴う大量の不動産の表示に関する登記の嘱託手続きを
適正かつ迅速に実施するための専門機関です。

不動産の現況の明確化に寄与します

調査・測量の成果は、法務局において保存され、公示されますので、不動産の状況を明確にする要件を具備する必要があります。
協会は、その目的に十分対応して適正に処理いたします。

協会の設立趣旨と性格

当協会は、官公署等から委託される不動産の表示に関する登記及びこれに必要な調査・測量を行う地域唯一の公益法人組織として
昭和60年12月19日に設立されました。

当協会の設立の背景として、当時、官公署等から登記所に提出される嘱託事件について、適正を欠く内容のものが多く、
この是正を図るために、昭和50年代後半から専門家としての土地家屋調査士を経由して嘱託することが望まれて参りました。
しかし、土地家屋調査士はその多くが個人経営の形態であり、官公署等の委託先としてなかなか認知されるに至らず、
法務省としてもこの構想の具体化に向け法改正を含めた検討を行って参りました。(衆議院・参議院法務委員会議事録)

この結果、官公署等が委託しやすい公益法人組織の団体を作り、
官公署等がこの団体に委託することにより嘱託登記事件の適正化が図れるとの期待から、
土地家屋調査士法を改正して(土地家屋調査士法第63条、第64条)当協会の設立が法制化されることとなりました。
設立以来、当協会は、官公署等から土地家屋調査士業務を受託できる地域唯一の公益法人組織として、着実に実績を積み重ねております。

 

協会パンフレット